ナゾがナゾを呼ぶ、桜の春のご近所お参り紀行②~海が見えるナゾの神社と、近所の神さまがつながる?!(@ε@)の、巻~

近所の散歩で運動不足解消してたら、春の花粉ミックス玉攻撃をくらいまくり、

この3日間、家でへびっちとバランスボールをはずませております。

皆さまは、コロナ自粛期間中はどんな運動不足解消をしていらっしゃるかな~。

 

さてさて、前回の宗像大社のナゾ:

宗像大社主祭神は3女神じゃなく、

大国主さまと二人のお后さま』

 

宗像大社の側にある氏八満神社は、

もしかして大国主さまの義理の息子:

大山咋(おおやまくい)さま

(=大物主=松尾さま=日吉神社主祭神)を、

祀っていたのも…?!』

 

という、パラレルな内容になっておりましたが、さらにこの妄想古代物語は

続きます…!!でゅふふ…(@ω@)

(気になる稀有な方は、前の前の前の記事くらいからお試しを~(笑))

 

緊急事態宣言前、宗像大社、氏八満神社のお参りの翌日、家族でいつもお参りしている

へびっちの実家の『上和白大神神社』と、『宮地嶽神社』、

そしていろいろ調べてて気になった、

『楯崎神社』というところにお参りしてきました!

 

まずはへびっちの実家・上和白大神神社の、縁起の良い1枚(笑)!!

 

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大黒さまも、満開の桜にゴキゲンです!!(^ω^)

見た人にも良いことがたくさんありますように~~!!

コロナの虫が早く退散しますように~~!!

 

じつはへびっちは最近、某電話会社のCMに出てくる大黒さまにご立腹中。

『神さまをバカにしてる…っ!!(#^ω^)』

とのことです(笑)。あれは本当の神さまじゃないから放っておこうねぃ。

 

さらに、宮地嶽神社の、稲荷社の桜も満開!!

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うちの家にいるとってもかわいい白狐のぬいぐるみ:コンちゃん(女の子)には、

こちらの狐さんが入ってるそうですよぅ~~(へびっち談)

 

あれやこれやを大量に調べているうち、何だか気になる神社が見つかったので、

この日、宮地嶽の後に連れて行ってもらうことにしました。

 

それがこちら、『楯崎神社(たてさきじんじゃ)』です。f:id:tuchinekohebicchi:20200425175753j:plain

 

宗像の隣町・福津市の海岸線に立つ、海の見える素敵な神社です。

やっぱり桜が満開で、絶景!!

 

こちらのご祭神は、

大己貴神オオナムチノカミ

少名彦神(スクナヒコノカミ)

綿津見神(ワタツミノカミ)

 

古代、この海岸に外敵が攻めてきたとき、宗像の姫神大己貴神たちが

神軍を率いて、楯をたてて鼓を鳴らして、襲来を防いだそう。

その後の話は、神功皇后三韓征伐から戻った後お祈りしたとか、

桓武天皇の頃、最澄さんが薬師如来や観音様をお祀りしたとか、

あれこれ逸話があります。

現在は薬師信仰と結びついて、子供のヒキツケ封じの神さま、みたいな扱いです。

 

お宮の側の小道に入っていくと、古代祭祀の後(巨石信仰ですねぃ)が見られると

いうことで、入って行ったんですが、案外遠くてたどりつけず…(TωT)

ただ、小道からは素敵な景色が見えました!

 

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今でこそ『ワ~いい景色~(*´ω`)』で、すみますが、古代だったらここから

敵の襲来を見張ってて、異変があったら即、

『敵襲~~!!!(#^ω^)ぷお~ぷお~(←ほら貝)

だろうな…と、ミジンコ脳の私でも思いました。

この対岸は、遠く大陸の半島に続いております。

 

私の住んでいる宗像市もそうですが、お隣のここ福津市も、

とにかく広々として見晴らしが良く、気候も穏やか、

海も山も川も近く、どう考えても貿易や稲作畑作・定住にもってこいの土地なのです。

先に渡来して定住し、縄文の人たちともうまくやっていたヒトがいたなら、

その後来る渡来のヒトたちに正直、土地を渡したくなかったでしょうねぃ…😞

現代なら知恵を出し合って、限られた土地を程よく皆で分配しよう!

という考えも出来ますが、

自然農法に近い作物の収穫高も、定住するのにちょうどいい場所も限られていた

だろうし、人口の増加は生活に直結することだったと思います。

異文化との価値観の激しい相違も、今だってありますしねぃ…

住みよい新天地を求めてやってくる人たちも必死なら、

やっと見つけた最高の土地を守りたい人たちも、必死だったに違いありません。

 

さて、こちらは本殿の中。開け放していたので、ご挨拶をして、1枚。

 

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こちらの神社の御神紋は、『抱き楢の葉』と呼んだらいいのでしょうか、

向かい合わせの楢の葉っぱと、真ん中に楢の実(いわゆるドングリ)です。

楢の葉の御神紋といえば、宗像大社の御神紋!

こちらのご祭神と一緒に海岸を防衛した、宗像の女神さまの影響が見られますねぃ

しかし…

こちらのご祭神の1柱、ワタツミノ神は有名な海の神さまだし、

場所も海の側なのでなんとなく一緒なのも分かります。もしかして後付けかも。

あと少名彦神(スクナヒコノカミ)は通説では、大国主さまと一緒に

葦原の中つ国(いわゆる今の日本国土)をこしらえるために、

海の彼方からやってきた小さな背丈の神さま、ということになっています。

が、『大国主さまと対比するために小さいことにした』とか、

『日本の近くにあった、ナゾの小人国のヒト』とか、

大国主さまの、若い時のお名前』とか、いろんな説があることも確かです。

へびっちがいうには、

 

『外国から来た賢いヒト☆』

 

だそう…。ツチネコは、じつはこのヒトは『事代主さまでは?』と思ってたのですが、

それは違うと。

 

『事代主(コトシロヌシさまは、

楯崎神社の‟オオナムチ”というヒト。』

 

なんだと~~~???!!!(@Д@)

通説では、オオナムチ=大国主さまの別名、なのです。

でもへびっちは、

 

大国主さまの二人のお后様の一人・田心姫さまの

連れ子の、事代主さまが、オオナムチさま。』

 

という、『宮原誠一の神社見聞牒』というブログで書いてある説が正しい、

と言ってます。(百嶋先生という方の、九州王朝説を勉強されている方です)

大国主さまのお后は二人いて(もっといたと思うけど)、

中でもとくに強い豪族のお姫さまが、歴史に名前が残ってるんでしょうねぃ。

またこのアレやコレやは別の記事にしたいと思います。

 

今回お参りした楯崎神社ですが、じつはこの『オオナムチ=事代主』説を

少し裏付けることが出来まして、現在、こちらのお宮は神社でありながら、

薬師如来を祀るお寺』としても、信仰されています。じつは、

薬師如来さま=事代主さまの仏教での呼び名』

です。

神紋は、お母さまの影響で楢の葉なのでしょうけど、

事代主さまの影響のある神社のご神紋・家の家紋は、

『柏(かしわ)の葉』だそう。

柏の葉は古来から神さまの食事を包む食器としていたので、

柏の葉の家紋の家系は、神職に多いそうです)

 

お母さまのいる宗像大社が楢の葉なのは義理のお父様の影響で、

大国主さまの影響のある神社のご神紋・家の家紋は、

『楢の葉・楢の木』だそうです。

(しかし、宗像大社は表の神紋が皇室と同じ…これはいったい何を意味するのか…?)

 

さらに、長野の諏訪大社の『タケミナカタ様』

こちら、なぜか去年の台風の時、ウチに災害の危険をUFOのようなもので

知らせにきてくださいました(笑)。(ぶっ飛んでる話なので、信じてもらえんでも

仕方ない…けど過去記事にあります…気になったら見てね(笑)

 

建南方(タケミナカタ)さまの影響のある神社のご神紋・家の家紋は、『梶の木・葉』だそうです。

 

さ~!皆さま!!ご自分のお家の家紋を見てみましょう!!(笑)

ただ、時代の流れや流行で、『家系じゃないけどカッコいいから使っちゃお!!』

とか、平安時代に大勢力を誇った藤原氏にあやかって血縁関係もないのに

藤の花マークを使って、藤原氏超強いからあやかっちゃお☆』

とかいうのが大量にあるんで、一概には言えないと思います…(笑)

が、一考すると、見えないモノが見えてくることもあるかも…?!!

図にするとこんな感じ。

 

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そう、じつはツチネコのお家の、父方の家紋は『柏の葉っぱ』が入ってるのです。

ちなみに全然神職じゃないです…さっそく『縁起にあやかりたい系』か?!!(笑)

宮原先生の説によりますと、

 

この葉っぱと木のご神紋・家紋に共通なのは、

葉脈が『メノラー(7枝のロウソクの燭台)』を表し、

共通の祖先が古代ヘブライということ。

熊襲物部(くまそもののべ)関係の血筋だそうです。

 

…古代ヘブライといえば、イワナガ姫編で一回お話が出てきましたねぃ…

あちらは高句麗経由のヘブライの血筋…こちらはどこから…???

イスラエル・失われた10支族』の中の一つなのかもですねぃ…(@ω@)

超!妄想古代ロマンです(笑)!!

 

そして図の右上に、『抱き柏』のご神紋を描きましたが、こちら、

私がしょっちゅうお参りしている、近所の神社・福足宮(ふくたるぐう)のご神紋。

こないだお参りの時、見上げたら、丸の中に葉っぱが向かい合った紋が本殿正面に

ありました。(でも、柏じゃなくて楢の葉かも…よく似てるからな~)

福足宮のご祭神は、

 

宗像三女神保食神倉稲魂神

火々出見命豊玉姫命

 

などです。

 

 

じつはへびっちはこちらの本当のご祭神を、

 

『事代主さまだよ☆』

 

と言っております…(@Д@)ひえええ~~!!!どこにも書いてないよ、

そんな説…(TωT)

でも、譲らないへびの子。何が何でも『事代主さま☆』だそーです。

 

しかしここで注釈(笑)!!

福足宮にいらっしゃるのは事代主さまご本人ではなく、

付近の古墳に埋葬されていた方のご神霊と、

神さまのお使いの、ニンゲンでない方(笑)、です。

(お社の後ろの小さい摂社の1つにヘビさんが入ってたり、たまにお宮にも

ニンゲンじゃない方がいらっしゃるようです、私は見えません(笑))

古代人の神霊と、祭神(勧請した神霊・ほとんど神使さんしかこないそう)、

土地の神、精霊…と、あれこれあるので、

神社にいる=祭神、とは限らないそーです(へびっち談)。

 

それにしても…

事代主さまが祀られていては困ることがあったのでしょうか?

 

宗像大社も、氏八満神社も、楯崎神社も、福足宮も、

祭神が意図的に変えられているのかな…?!

 

と、再び妄想古代史のナゾがナゾを呼びます…!!!

 

じつはこの近所の福足宮を調べるうち、

ツチネコが現在住んでいる地区自体が、

なにやら不思議な歴史の上に成り立ってることが判明!!

 

まさか自分ちの地面にナゾが埋まってたとは…(@Д@)

 

だから皆さま!!実は自分のルーツとかなんとか、

今そこに立ってる場所に、

全部埋まってるのかもですよー!!!(^ω^)

 

しかし、このお話はまた別の機会に!!

 

最後に、今年の福足宮の山桜です♡

咲き始めはこんな感じ。とっても可憐です(*´ω`)

 

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この白さが山桜…!!次に行ったときは、満開でした。

 

 

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なんと、こちらの山桜は、お宮の石垣の中から生えてます。根性…!!

 

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今年も素晴らしい桜を見せて頂きました。

来年は、皆が病気に怯えず、楽しくお花見ができますように…!!

 

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本当に、夢のようにきれいなのですよぅ~(*´ω`)

 

 

次回は、緊急事態宣言直前ラストのお参り!!


『ツチネコとへびっち、おとーちゃんのふるさとへ…!!
おじーちゃんが再建した、深山幽谷のお宮を見に行く』

 

で、お送りします(笑)!!

コロナ疲れの暇つぶしになれたら幸いです~~♡♡

 

心を元気で明るく、時にはメソメソしつつも、

きっと未来は良くなっていくと信じて、皆で助け合って、

今を乗り越えましょうねぃ~!!(^ω^)